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【読書感想】コミュニティ・オーガナイジング:鎌田華乃子

 

本ページは、筆者の個人的な備忘録として読書感想を残しておくためのものです。

なので、私が大切だと思ったポイントを箇条書きでアウトプットしています。

今回の書籍は下記の本です。みなさんのご参考になれば嬉しく感じます。 

 

 

 

目次

序章「仕方がない」から「仕方がある」へ
・社会なんて変えられない?
・ハーバードで学んだ「社会の変え方」
・必要なのは戦略的で効果的なアクション


(PART I METHOD 変革の起こし方)
第1章 コミュニティ・オーガナイジングとは何か
・ある日、昼休みがなくなった
・困難を抱える人々が変化の源
・弱さが強さになるリーダーシップ

第2章 パブリック・ナラティブ――ストーリーを語り、勇気を育む
・人はどこから勇気を得る?
・私のストーリー――想いを伝える
・私たちのストーリー――共有する価値観を示す
・行動のストーリー――今行動する理由を示す

第3章 関係構築――価値観でつながる
・一も二もまずは振り返り
・強いチーム(組織)作りに欠かせない関係構築
・一対一で話すのはコミュニティ・オーガナイザーの基本

第4章 チーム構築――三つの成果、三つの条件、三つの決めごと
・チーム構築の基本は関係構築
・強いチームのトリプルスリーとは?
・「私たちの」と思える共有目的ってどう作る?
・チームを自治していくための「みんなの約束」
・相互依存する役割を決めよう
・みんなの想いを表すチームの名前とチャント

第5章 戦略作り――みんなの資源をパワーに変える
・戦略って何?
・1.一緒に立ち上がる人はだれか
・2.ほしい変化は何か
・3.どうしたら持っているものを必要な力に変えられるか
・4.戦術は何か
・5.行動計画は何か

第6章 アクション――リーダーシップを育てる
・リーダーシップを育むしかけ
・たくさんの人とアクションするための誘い方がある
・根っこにあるのはコーチング
・フリーダム・スクール・キャンペーンのその後

(PART II CASE 実践!コミュニティ・オーガナイジング)
第7章 人々の力を引き出す
・六分間キャンペーン――難民の力を引き出す
・母親たちに権利を――パワーバランスを覆した一斉行動

第8章 身近なことから変化を起こす
・おやじの会――子どもと地域のセーフティネットを作る
・成人式を夏から冬に――「文句を言う」から「行動して変える」へ
・岩手県初の産後ケア施設――母親たちが力を合わせる

第9章 政治を動かし、法を変える
・一一〇年ぶりの大改正――刑法性犯罪改正ビリーブ・キャンペーン
・議員・市民両方に働きかける
・法改正への道筋

 

 

書籍のポイントピックアップ

書籍を読んでコミュニティオーガナイズに必要だと感じたこと

  • コミュニティの中心となる「同士」をオーガナイズするところから始める

  • スノーフレークリーダーシップ
    コアチーム4人、サブチーム4人×4・・・

  • ストーリーで想いを伝える
    「困難 → 選択 → 結果」それが価値観。

  • 強いチームづくりに欠かせない関係構築
    なにかを交換すると関係が強くなる。『気になること(関心)』と、『持っているもの(資源)』を交換する。

  • 1対1ミーティングで、お互いを知り合うことが大事

  • 行動計画(タイムライン)を決める

身近なコミュニティの例「おやじの会」

  • 地道な下地作り、お互いを知り合うことから始める
  • ミーティングで自己紹介やどんな会にしたいかを深く議論
  • 1対1の飲みバージョン、サシ飲みを意図的にキーパーソンと行う
  • コンセプトを明文化して会則を作り「当たり前のこと(ノーム)」を設定

目的の例:おやじの会

遊びやイベントなどの活動を通じて、お互いや子どもたちと顔見知りになることにより、子どもたちや地域にとってのセーフティネットを構築することを目的とします。

 

最後に

もし内容にご興味を持たれましたら、本書籍をご購入ください。

 

 

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